時代は、明治末期~大正前期と思われます。
手前に桜、右奥は橋がかかっています。着物を着た女性が傘をさしており、奥にも傘が見えますが、小雨でも降っているのでしょうか。
吉香公園の桜は、吉香神社が現在地に建立された翌年、1885年 (明治18年) から順次植えられたようで、明治末期ごろにはすでに桜の名所になっていたようです。
現代の桜は、枝ぶりなどから見て、当時のものと同一の木ではないかと思われます。
写真右半分は、現在ハナショウブ池になっていますが、当時もハナショウブが植えられていたのでしょうか。
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