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龍江

龍江
料金 無料
定休日 なし (見学自由)
2005-1-1 現在

「龍江」 (りゅうこう) は錦帯橋下流約400m、錦川が城山にぶつかって流れの向きを南西から南東に90度変える場所にできた淵です。山が迫って昼間でも薄暗く、淵を見下ろすと青々とした水が悠々と流れています。また雨が降って川の水量が増すと、一転して渦を巻き、見つめていると吸い込まれそうに錯覚します。

明治時代ころまでは「吸江」と書いて「りゅうこう」と読んでいたようですが、いつの頃からか「龍江」と書くようになりました。

宇野千代は小説「おはん」で龍江を次のように描写しています。『龍江の崖つ淵へ抜けるまでの裏道は、昼も陽のささない山蔭でござりますのに』、『あのあたりは昼でも暗うござります。道をおほった大樹のあはひに、ただ一とこガス灯のともつてますのが、却って暗さをますよに思はれましてなア。』また登場人物には『ほんに、いつ見ても気味悪いとこや。』と言わせています。現に、大正時代に車道ができるまでは崖にごく狭い通路があっただけだそうで、実際ずいぶんと危険な場所だったのでしょう。

なお、2006年 (平成18年) の災害復旧工事で付近道路が拡幅されました。通行には便利になったものの、宇野千代が描写した薄暗い雰囲気は多少損なわれてしまいました。

車で訪れる場合、道路の広い部分に、数台なら短時間駐車可能です。

≫ 龍江付近の地図

詳細地図 ≫ (別ウインドウで開きます its-moGuide)

参考:「おはん」宇野千代著 新潮社、中國新聞 2004.3.12


おすすめ書籍  (関連サイト「錦帯橋の四季」)
宇野千代について更に深く知りたい方に

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