イベントガイド
「岩国港みなと祭り花火大会」 (いわくにこうみなとまつりはなびたいかい) は毎年「海の日」の頃に岩国新港周辺で開催されます。
2024年は、7月20日(土)に開催予定です。小雨決行ですが、荒天や強風の場合は翌7月21日(日)に延期されます。
打ち上げ数は約1500~2000発と決して多くはないものの、尺玉 (直径約300mの大輪) 、水中花火、ワイドスターマイン等の見せ場は抜かりなく用意されています。近くで見る尺玉は相当大きく、あたかも空いっぱいに広がるように感じられます。
2006年からは県内初と言われる、音楽に乗せて花火を打ち上げるメロディ花火が行われ、2008年からは、山口県東部で初の二尺玉 (直径約500mの超大輪) がフィナーレに打ち上げられています。岩国市内の花火の中では一番バラエティに富んでいます。
しかし一般的にはマイナーな花火大会の印象が強いためか、極端な大混雑や道路渋滞もなく、行き帰りや撮影も比較的ゆったりとできます。
ただ 「おぉっ!」 と思わず声が出るような、豪華で迫力ある花火の数は決して多くなく、特にプログラム前半は割と単調に進行します。正直なところ、そのあたりがメジャーな花火大会になれない理由だと思います。
2005年ごろまでは確かにごく単調な印象でしたが、2006年にメロディ花火が始まり、2008年からは二尺玉が打ち上げられるなど、どんどん進化しています。プログラム前半は、まだ割と単調に進行するものの、総合的には、かなり見ごたえのある花火大会になってきたと言えるでしょう。
撮影ガイド
メインの観覧場所であるポートビル付近で写真撮影をする場合、一般的な一眼レフ標準ズームレンズの広角域 (35mm判カメラで28mm、APS-Cサイズデジタル一眼レフで18mm位) や一般的なコンパクトデジカメでは、尺玉が画面に入りきりません。画面に収めるには超広角レンズが必要となります。
アクセスガイド
JR岩国駅よりシャトルバス (約15分) が運行されます。
シャトルバス運行時間 (2024年)
会場近辺に駐車場はなく、国道2号線より海側は車両進入禁止となりますので、マイカーでの来場は困難です。 詳細地図 ≫ (ゼンリンいつもナビ) |