雨中の錦帯橋

時代は、明治末期と思われます。

雨に霞んで見えるか見えないかよくわからない城山をバックに天秤棒をかついだ人が錦帯橋を渡っています。

当時は、橋の下に向こう岸の町並みが見えていますが、現在は土手の桜並木が成長して、町並みは見えにくくなっています。

吉香公園の桜は明治時代から植えられていたようですが、錦帯橋下流土手の桜は、この写真で見る限り、まだ植えられていないか、植えたばかりの苗木だったのでしょう。