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2013-3-1 現在
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「岩国徴古館」 (いわくにちょうこかん) は1945年 (昭和20年) に完成した石造り風の重厚な建物です。
正面玄関に並ぶ角柱や、錦帯橋をモチーフにしたと思われる内装デザインなどに際立つ特徴があります。
戦時中の建築で、構造体はレンガ造りですが、資材にも制約がある中、不足する鉄に替えて竹を用いた「竹筋コンクリート」が使われたとも言われています。
その時代を感じさせない設計はすばらしく、1998年 (平成10年) 1月には岩国市の登録有形文化財となっています。
館内の展示品は、吉川家ゆかりの文書、歴史資料、美術工芸品などの他に、錦帯橋コーナーとして、1950年 (昭和25年) にキジア台風で流失した当時の錦帯橋の欄干や、精巧に作られた模型なども常設展示されています。
建物の前庭はボタン園となっており、例年4月末~5月はじめには色とりどりに咲き乱れます。
参考:岩国市ホームページ、岩国市観光パンフレット