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「吉香神社」 (きっこうじんじゃ) は旧岩国藩主吉川家の先祖を祀る三社を統合して、1884年 (明治17年) 旧居館跡に建立されました。
社殿は、吉川興経を祀る治功大明神として1728年 (享保13年) に造営されたものです。建物は当初の形式をよく保持しており、岩国藩大工の高い技術力が窺えます。
本殿、拝殿、神門が同一時期の建築で揃っているものは大変貴重で、1988年 (昭和63年) に県の有形文化財に指定されています。
その後、2004年 (平成16年) 12月10日には国の重要文化財に指定されました。
また、神社の隣接して、樹高約25mのエンジュの大木があり、夏にはクリーム色の小さい花を咲かせます。県内最大のこの木は1979年 (昭和54年) 山口県の天然記念物に指定されています。
そのエンジュの側には、秋に黄色の実を多数つけるセンダンの大木がありましたが、台風で幹の上部3/4が折れてしまい、今は低くなっています。
≫ 吉香神社の季節の風景写真
2013-3-1 現在
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参考:岩国市ホームページ