吉香茶室

  • 吉香茶室門前の白梅

    門前の白梅

  • 吉香茶室キリシタン灯籠

    キリシタン灯籠

料金 外観見学無料
定休日 開門時は外観見学自由
問合せ 岩国市文化振興課
(0827) 29-5211
2019-4-1 現在

「吉香茶室」 (きっこうちゃしつ) は、1892年 (明治25年) に旧藩主吉川家が本邸を建築した際に設けられた離れです。1951年 (昭和26年)、岩国市に寄付され、市民の茶室として利用されています。毎週日曜日には岩国茶道連盟により釜がかけられています。

お茶会には、一般の方も参加できますが、有料となります。

茶室敷地には、江戸時代のキリスト教禁制時に隠れキリシタンが密かに礼拝の対象にしていたと言われるキリシタン灯籠があります。

なお、門前の白梅は、2004年 (平成16年) 末の道路拡幅工事により撤去されてしまい、残念ながら現在は見ることができません。

≫ 吉香茶室付近の地図

≫ 駐車場情報

参考:観光案内板


リニューアルした吉香茶室
リニューアルした吉香茶室の庭

吉香茶室は、2018年 (平成30年) 4月から大規模な改修工事が行われ、2019年 (平成31年) 4月、リニューアルオープンしました。

改修後は、建物だけではなく、庭を含めた周辺の環境も一変しています。庭や建物裏にあったモミジの大木、庭のツツジ、建物前の樹高20mはあろうかというエノキ、建物裏にそびえていた杉など、かなりの本数の木々が撤去されました。

周囲の大木が無くなった分、ずいぶんと明るくなったものの、元の森閑とした風情は失われてしまいました。

また、キリシタン灯籠も撤去されたようで、全体的に小綺麗にはなったものの、以前の風景はまったく想像がつかないほど環境が変化しています。