「吉香公園」 (きっこうこうえん) は旧岩国藩主吉川家の居館跡で、1880年(明治13年)から1968年(昭和43年)まで旧制岩国中学校~山口県立岩国高等学校として利用されていた場所を、高校の移転に伴い公園にしました。
広大な園内には目加田家住宅、錦雲閣、吉香神社など、藩政時代を偲ばせる建造物が点在しています。また、1916年(大正5年)に明治期の校舎の一部を利用して建てられた旧制岩国中学校の武道場が残っており、現在は、岩国高校記念館となっています。
もちろん建物だけではなく、藩政時代や学校時代に植えられたと思われる古木、大木が多数あり、山口県の天然記念物に指定されている、吉香神社そばのエンジュをはじめ、イチョウ、クスノキ、エノキ、ケヤキ、モミなど、樹高20mを越える木も少なくありません。
また園内には、季節の花が多く植えられており、梅、桜、ツツジ、ボタン、フジ、ハナショウブ、あじさいなどが次々に咲き乱れる公園一帯は花の名所となっています。
現在の開花状況は「速報・予報 花の旬」で、過去の開花時期一覧は「四季の花ベストシーズン」(関連サイト「錦帯橋の四季」) でご覧いただけます。
2006年 (平成18年) 10月27日、社団法人日本公園緑地協会などで構成される、都市公園法施行50周年記念事業実行委員会により「日本の歴史公園100選」に選定されました。
なお、公園内では火気の使用およびテント・パラソル等の設置は禁止されています。
≫ 吉香公園の季節の風景写真
2013-3-1 現在
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参考:岩国市観光パンフレット
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